あの頃ペニーレインと
今回はキャメロン・クロウ監督作品を少し。その中でも監督自身の実体験をもとにした作品、あの頃ペニーレインとを紹介します。
厳しい母親の元で育てられた主人公で15歳のウィリアムは母に飽き飽きして家を出た姉のアニタが残していってくれたたくさんのロックのレコードを聴いていました。
そしてウィリアムはかなりのロックマニアになっていました。そこで彼は自分の知識を試したいと音楽雑誌のクリーム誌に自分の書いた校内新聞を送りました。
すると編集長のレスターは彼の才能を見抜き早速、取材してくるようにと依頼します。
レスターは何かあれば自分を頼るようにとウィリアムに言って色々と大事なアドバイスもくれます。ここには大切な師弟関係が生まれるのでした。
取材を開始したウイリアムはスティルウォーターと言うバンドのライブへと行きますが当たり前のように楽屋には簡単には近づけません(まあ当然やね)
そこでウイリアムはグルーピーの女性たちやバンドエイドと呼ばれる女性たちに話を聴いていきます。ウイリアムはバンドエイドの中に気になる女性を見つけます。
彼女はぺ二・レインと名乗ります。ウイリアムは彼女になぜか心を奪われ惹かれていきます。
肝心のスティルウォーターの取材の方はと言うと最初は全く相手にされませんが何度も何度も彼らのライブに行き、メンバー一人一人に熱心に取材します。
彼が今まで培った音楽の専門用語を使うことでメンバーたちも徐々にウイリアムを認めてくれるようになっていきます。
そんなウイリアムのことを知った大手の音楽雑誌ローリングストーン誌がバンドと移動を共にしての同行取材するように依頼してきました。ウイリアム大チャンス!!
15歳の少年には今まで見た事の無い世界がそこにはありました。ドラッグやアルコール。メンバーたちの女性関係やメンバー間の不仲などです。
なかなか記事も書けずに悩んだりとそこには青春真っ只中の一人の少年のもがく姿がありました。
まあでもウイリアムが本当に気になるのはぺ二・レインの事です。彼女への淡い恋心が作品の至る所で観れるのもこの作品の何かいい感じがするところですな。
メンバーとの関係で彼女が自殺未遂したりもしますがウイリアムが何とか助けたりも。
あとは売れてきたバンドが移動に飛行機を購入しますが事故で墜落しそうになる場面は面白いですね。
どうせ死ぬなら今までメンバー同士で秘密にしていた事を言い合おう色々暴露していきます。しかし飛行機は無事に着陸。メンバーたちはそれを記事に書いてもいいとウイリアムに言ってくれました。
そのまま記事を書いたウイリアムですが後日他の記者がメンバーたちに確認しますがあれは全部嘘だと言うことになってウイリアムはでっち上げの疑いを掛けられて失意に沈んで部屋にこもってしまいました。
ウイリアムはどうなるのかはあとはまあ観て確かめてください。なかなかいい感じのラストですよ。
興味が出てもらえたら嬉しいです。DVDやAmazonプライムなどでチェックしてみてください。
この時のケイト・ハドソンはめっちゃ可愛いですよ。あと音楽好きは観た方がいいかな。
出演: パトリック・フュジット, ケイト・ハドソン, ビリー・クラダップ,
フランシス・マクドーマンド, フィリップ・シーモア・ホフマン
監督: キャメロン・クロウ