悪魔を憐れむ歌

今回は「悪魔を憐れむ歌」を少しだけ紹介したいですね。
デンゼル・ワシントン演じる刑事ジョン・ホブスは自身の手で逮捕した連続殺人犯リースの死刑執行に立ち会います。

リースは悪びれることもなく謎の呪文を唱えてローリングストーンズの「悪魔を憐れむ歌」を歌いながら、ジョンの手を取って俺は必ず戻ってくるという言葉を残して死んでいきます。

 

リースの死で事件は解決した思われました。しかしリースの死後も彼の殺害方法を真似て次々に事件が起こっていきます。
単に模造犯の仕業かあるいは何かほかにも裏があるのか・・・ ジョンはそれを調べることを決意します。

これは実は悪魔と人との戦いなのでした。連続殺人犯リースには悪魔のアザゼルが憑りついていたのです。

 

リースの死後、次々に人に憑りついていきます。「Time is on my side Yes it is」のフレーズを口ずさみながら人から人へと移っていきジョンを追い詰めていきます。

彼の同僚や家族にまでアザゼルの魔の手が忍び寄り犠牲に。ジョンはアザゼルとの決着をつけるべく人気のない山小屋で最後の戦いに赴くのでした。

そこでジョンはアザゼルに捨て身の罠をしかけますが・・・。一応こんな展開です。
まあホラー系な感じもありますが刑事ものの要素が強いかなって感じですね。

 

アザゼルの能力は厄介なので一筋縄ではいかないのもなかなか面白いです。
映画の冒頭の最初の言葉の意味がラストでつながるのはニヤリとさせられると言うかそう来たかって感じでこれもまたいいですよ。

これを観たら、ローリングストーンズの悪魔を憐れむ歌を聴きたくなること間違いなしですよ。
興味が沸いたら是非ともみてください。

 

DVDやBlu-ray、Amazonプライムでもチェックしてみてください。

出演: デンゼル・ワシントン, ジョン・グッドマン,
ドナルド・サザーランド, エンベス・デイビッツ, ジェイムズ・ガンドルフィーニ

監督: グレゴリー・ホブリット