さよならいつかわかることの映画の感想レビュー

ジョン・キューザックのさよなら。いつかわかること

いろいろな作品でいい演技をしているジョン・キューザックですがこの作品ではじんわりと心にしみる主人公を演じています。

簡単なあらすじはホームセンターで働くスタンレー(ジョンキューザック)は軍人でイラクに派遣されている妻グレイスと12さjのハイディと8歳のドーンの4人家族。

妻を思いながらも娘たち3人で暮らしていたスタンレーの元にある日グレイスが亡くなったという訃報が・・・

しかし彼は娘たちには言い出せずに悩んでいました。これはほんとにどう伝えればいいか分からないよなあ。

食事に行って伝えようとするも言えずに一人で悩んでいる姿は観ていてつらいです。

そこで彼はドーンが行きたがっていたフロリダの遊園地に3人で行くことにしました。ドーンは大喜びですがハイディは何か怪しんでいる感じ。おねえちゃんは勘が鋭いね。

遊園地に着くまでの道のりの中で段々と親子の絆が深まっていくのを見てるだけでだけでじんわりと心に響く感じがします。

母親の死と言う悲しい事実を娘たちにどう伝えるべきか、彼自身もまだ受け止めみれていないような状態です。
ラストの告白のシーンはやはり悲しいものがありますがやっと言えたという何か温かささえ感じることが出来ると思います。

おねえちゃんのほうは薄々何かを最初から感じ取っているのがまたなんとも切ないね。

家族の愛が詰まった素敵なロードムービーです。3人がとても素晴らしい演技をしています特に二人の女の子のピュアな演技を是非とも観て欲しいですね。

DVDやBlu-rayAmazonプライムなどでチェックしてみてください。

【キャスト】
スタンレー:ジョン・キューザック
ハイディ:シェラン・オキーフ
ドーン:グレイシー・ベドナルジク
ジョン:アレッサンドロ・ニヴォラ

【スタッフ】
監督・脚本:ジェームズ・C・ストラウス
音楽:クリント・イーストウッド