ザ・コンサルタントの映画の感想レビュー

今回はザ・コンサルタントです。

ベン・アフレック主演の作品です。タイトルとは違い上質のアクション映画です。しかし主人公は地味でっせ。

ベン演じる主人公クリスチャン・ウルフは見た目はかなり地味な凄腕の公認会計士です。彼は高機能自閉症で人とのかかわりは苦手ですが、裏の顔は凄腕の超一流の殺し屋です。まあこの時点でタイトルと全然違う映画であることを思い知らされます。

表の仕事は地味な会計士で裏では非合法な不正会計を支援することを仕事にしています。マフィアとかそんな感じのね。

まあ、映画ではよくありがちな主人公に何らかの問題を抱えてる設定は多いですが今回はかなり緻密な設定がされています。

彼の行動や普段の生活の一つ一つをちゃんと描いています。これを観るだけでもいいかもって思ってしまうくらいです。ベンアフレックなかなかやりおるなあって感じやね。

まあ自閉症という設定が後々効いてくるのでこれは仕方ないですけどね。あとは主人公父親のは教育で色々な格闘術を叩きこまれます。あらゆる武器の使い方などで殺人技術を教え込まれて行きますが、なんでって感じも若干しますがまあしゃあないかな(笑)
あと、シラットを使うのはなかなか珍しいかも。シラットはインドネシアなどで使われる格闘技です。彼はそのシラットの達人です。

それに彼の私生活はこれがまた地味。毎日同じものを食べて寝るまで体を鍛え大音量の音楽を聴いて精神薬を飲んで寝るという生活を繰り返しています。

ある時、彼はある大手企業のCFOからの仕事を受けます。長年に渡る会社の不正会計を調べて欲しいという依頼でした。

クリスチャンは翌日から早速調査を行うのでした。いつもは一人で仕事をする彼ですが企業側の担当者の若手社員デイナと一緒に作業をしていきます。
初対面の相手とのコミュニケーションが苦手な彼ですが次第に打ち解けていきます。まあまあ映画ではよくある設定ですね。

調査開始した彼はホワイトボードや部屋の窓などにびっしりと数字を書いていき6000万ドルの不正な金の流れがあることを突き止めて結果をCFOに報告します。

しかしその夜CFOの自宅に殺し屋が侵入して自殺しないと家族を殺すという脅しを受けてCFOは自殺します。

翌日、クリスチャンが会社に行くともう調査は打ち切りでいいと告げられたのでした。
しかし自閉症でやりだしたら完遂しないとどうにもできない彼は調査を続行します。

しかし関係者が次々に消されていく中でデイナも命を狙われるのでした。この辺はよくある展開ですな。まあ簡単に助けるけどね。

さあ、ここから怒涛のアクションが続いていきます。色々とツッコミどころも満載ですがかなり面白いですよ。
最後には あ~~、そう言うことねって納得すること間違いなし?かも。

もっと書きたいことはありますが、少しでも気になってもらえればいいですね。

一度、DVDやBlu-rayAmazonプライムなどでチェックしてみてください。

 

監督:ギャヴィン・オコナー

出演:ベン・アフレック、アナ・ケンドリック、
J.K.シモンズ、ジョン・バーンサル、ジーン・スマート、
シンシア・アダイ=ロビンソン、ジェフリー・タンバー、ジョン・リスゴー