今回はクリストファー・ノーラン監督作品でざっくりと好きなランキングベスト5をつけてみました。

 

個人の見解ですのでまあ参考程度でお願いします。

 

第5位
「インターステラー」

インターステラーが5位かよぉって声が聞こえてきそうですがまあそこは抑えて(笑)

マシュー・マコノヒー演じるエンジニアの主人公が食糧問題や環境の変化で人類滅亡の危機を救おうとするSF作品です。これを観て量子力学に興味を持った方もいると思います。
しかしそれだけではなくやはりこの作品は上質のヒューマンドラマです。
一言でいうと時空を超えた親子愛ですね。SFでありながらかなり感動しました。さすがはノーラン監督。

 

第4位
「メメント」

これはやはりノーラン作品に初めて出会った衝撃の大きさから絶対に外せないですね。

今では似たような映画もありますが、時間軸の使い方や主人公のガイ・ピアースが数分前のことを忘れてしまう記憶障害であると言う設定も面白いです。
自分に何が起こったのか自分が何者で何をしたのかもわからない状態で体のタトゥーや
主人公が常にポラロイドカメラを持ち歩いて観たものを残して事件を解決しようとします。これはかなり面白いと思います。

 

第3位
「バットマン・ビギンズ」

これまでのバットマンとは完全に一線を画す作品です。
主人公のクリスチャン・ベール演じるブルース・ウェインの人間らしさや葛藤を描いて彼がバットマンになるまでを丁寧に描いていると思います。

バットマンは他のヒーローとは違い生身の人間であり特殊能力もないと言うことを改めて感じる人間バットマンが観れると思います。

脇を固める俳優陣も実力者ぞろいです。モーガン・フリーマンやゲイリー・オールドマンあと日本人俳優渡辺謙も出ていますので十二分に楽しめると思います。

 

第2位
「インセプション」

レオナルドディカプリオ主演の作品です。
他人の脳や潜在意識に入り込みアイデアを盗み取るスパイを描いた物語です。

これは結構難解ですがかなり面白いです。はっきり言って一度ではすべてを理解するのは難しいです。観ていてもこの場面は現実世界なのか相手の夢に入っているのか分からなくなることもあります.

しかしそれはそれでいいと思います。それこそがノーラン監督の狙いではないでしょうか。
何回も観て気づかなかった所に気づける作品だと思います。毎回何かの発見があると思います。
観れば観るほど面白い作品ではないでしょうか。

 

第1位
「ダークナイト」

いえーい!前作ではバットマンの誕生までを描きましたが今作はいよいよバットマン最凶の宿敵ジョーカーとの戦いです。

ヒース・レジャー演じるジョーカーがこれまた素晴らしい。彼が亡くなったのが残念でなりません。狂気に満ちたジョーカーがそこにはいます。

ジョーカーを通して人間の邪悪さや善悪の基準などが透けてくる作品だと思います。悪に意味など必要ないと言わんばかりに楽しんでいるジョーカーはまさに狂人です。

それに対してバットマンがどう立ち向かっていくのですが正義とは何か問う作品です。そしてゴッサム市民が抱いていたバットマンへの信頼も次第に揺らいでいきます。そして彼はダークナイトとなる決意を固めるのです。

この作品の主役はバットマンですが本当の主役はジョーカーだと思います。それほどヒース・レジャーの演技は鬼気迫るものがありました。

彼が生きていればまだまだバットマンVSジョーカーの戦いが観れたのではないかと思うと重ね重ね残念です。

 

まあこんな感じで勝手にクリストファー・ノーラン監督ランキングベスト5を付けてみましたが、やはり自分で観てみるのが一番だと思いますのでよければDVDやBlu-ray、Amazonプライムなどで一度チェックしてみてください。