20171102_ランローラランの映画の感想レビュー

今回はラン・ローラ・ランをちょっとだけ。

これはドイツ映画です。ハリウッド映画もそれなりにはいいけどヨーロッパ系の作品はハリウッド作品にはない雰囲気があって好きですね。

主人公はとにかく走る。走らないといけないのです。恋人の借金のせいでトラブルに巻き込まれていくローラ。裏金の運び屋で恋人のマニ。

マニのためにあと20分で10万マルク用意しないとマニは殺されてしまう。そのためにも必死にお金を工面するためにひたすらに走るローラ。どうなるのかっていうのが内容ですけどね。

 

物語の細かい伏線がちりばめられています。でも難解さはないので観ていて面白いとおもいます。

三部構成になっていて二転三転していくストーリーは爽快です。作品の中で流れているジャーマン・テクノもいい感じでそれに合わせて走るローラがまたかっこいい。

 

アニメやゲームのような感じでローラが選ぶ手段によって失敗します。失敗
したらまたやり直し的な感じですが失敗した記憶はないのでうーんなんだかなぁってところもあります。

三部構成の三度目で見事に成功して恋人を助けることが出来たローラ。はっきり言って最後はかなり強引でツッコミどころ満載ですがそこは目をつぶってもらうということで(笑)

 

主人公の運命がフィルムやビデオ、カラーにモノクロ写真そしてアニメーションと画面の分割、早送りなど色々な手法で表現されていますので

少しでも興味があれば一度DVDやBlu-ray、Amazonプライムなどで一度チェックしてみてください。

 

監督
トム・ティクヴァ

キャスト
フランカ・ボテンテ、
モーリッツ・ブライトプトロイ