本日はザ・セル(The Cell)の感想を書きたいと思います。

B級映画でありながら1億ドル以上稼ぎ大成功を収めた推理サスペンス作品。

 

女性を誘拐し監禁した犯人は逮捕の時点で意識不明になる。
監禁された女性は時間式の水槽に入れられており早く見つけないと水死してしまうという一刻も許されない中、最新技術である人の精神に入り込める機械を使い、犯人の精神に入り込み監禁された女性の居場所を探そうとする。

精神世界で繰り広げられる映像はまるでミュージックビデオを見ているような幻想的な世界が広がります。
当時使用され始めたばかりのVFX技術を全編通して行い、今見ても古びれないほど当時としても最高峰の映像でストーリーが進みます。

 

予告でも使用された馬が縦割りにされるシーンはあまりに衝撃でした。

The Cellはアカデミー賞にもノミネートされ映画界に衝撃を与えました。
そしてなんといってもこれほどの作品に日本人が衣装で参加。MTVムービー・アワードにもノミネートするなど話題をさらいました。
衣装は全編通して目がいくほどのファンタジックかつゴージャスなもので着飾られ、まるで動く油絵のような印象を受けます。

物語としても秀逸ですが、やはりグラフィック面で壮絶な衝撃を与えられます。
カルト好きなかた、推理サスペンスが好きな方、PVなどを好んで見る方にお勧めです。

 

ザ・セルはDVD、ブルーレイでもありますので是非一度見てください。

 

監督:
ターセム・シン

主演:
ジェニファー・ロペス
ピーター・ノヴァク
ヴィンス・ヴォーン