ダンケルク_smの映画の感想レビュー

今日はダンケルクを観た感想やレビューを書きます。

何から書いていいか少し難しいですけど。
クリストファーノーラン監督好きの自分はかなり高い期待をしておりました。
テレビなどでもバンバン宣伝してたので更に期待値は高かったですね。

 

はじめに結論から言います。自分にはあまり面白くない作品でした。
1時間50分程度の時間が非常に長く感じました。
インセプションやインターステラーなどがかなり良かったので少しがっかりな感じです。

 

まず、第一にこの映画の登場人物の誰一人に感情移入できないのが残念です。
ダンケルクの戦いと言う日本人には馴染みの薄い題材も理由としてありますがそれを差し引いてもなんだかなぁって感じです。

 

物語は陸、海、空でそれぞれ展開されるのですがその時間軸バラバラなので観ていて自分は何を観ているのかがわかりづらいかもしれないです。
空ではメッサーシュミットとの戦いが陸では爆撃から逃れようとする兵士。海では民間の遊覧船の船長が救助に駆けつけようとしています。
戦争映画ではありますが戦争全体を通して描かずそれぞれの場所で起きている戦いや救助などをただ淡々と見せつけられます。

ただ、これが監督の狙いだと思います。
セリフも極力省いて映像と音で見せる今までにない戦争映画かもしれません。

 

これが戦争の現実であると言わんばかりの映像と爆音です。各々が各々の戦いでいっぱいで他の場所の状況などを知ることなどできないという事なのかもしれません。

 

ここまで書きましたが映像はさすがに素晴らしいです。あとこの映画は1度だけではクリストファーノーラン監督の伝えたいメッセージがわからないのかもしれないので何度か観たいと思います。

ダンケルクはつまらない、と感じた私ですが、こうやって文章にしていくと、それはつまらにのではなく、自分がダンケルクについてわかっていないのかな?とも思えてきました。

監督:
クリストファー・ノーラン
製作:
クリストファー・ノーラン
脚本:
クリストファー・ノーラン
主演:
フィオン・ホワイトヘッド
トム・グリン=カーニー