20170915_関ケ原の映画の感想レビュー

どうもでございます。

劇場で観てきました「関ヶ原」。

上映時間 2時間半 え~、腰痛持ちの自分にはちょっときつかったです(笑)

 

内容的にはかなり面白いです。
しかしながら、セリフが多く速いので聞き取りにくく感じることもあるかもしれません。

あと、自分は司馬遼太郎の原作を読んでいるので、特に分からない部分はなかったですが、やはり、歴史にあまり詳しくないと少しきついところもあります。
特に各武将の人間関係の相関図がわかりづらいと感想やレビューを書く人が多いかもしれないですね。頭の中で相関図がぴったり合うとこれほど面白い作品はないのですが・・・

 

先ほど2時間半は腰痛持ちにはきついと書きましたが、しかしと言うかやはり関ケ原を2時間半で映画として収めるには時間が足らないですね。前後編に分けたらもっと濃密になったかもしれません。
太閤秀吉とそれぞれの関係や関ヶ原に至る迄の経緯なども色々とツッコミどころはありますが、映画としてはよくまとまっていると感じました。

特に合戦シーンは良かったですね。迫力もあって怖さすら感じるものでした。
役所さんの家康はまあ、憎たらしく狡猾、あれでこそ家康です。この映画役所さんが主役なの?って思ってしまうほどでしたが自分はどうしても治部殿、三成が大好きなので西軍勝たないかなぁって言うか勝ってくれという感じで観ていました。

 

もったいないなぁっと思う部分もありましたね。それはもっと、どちらかに寄った描き方、例えば西軍をもっと際立たせるような視点からでも良かったと思いますけど。
島左近や大谷吉継との関係をもっと濃く観てみたかったのが本音です。やはり彼らなくしては関ヶ原の戦いは味気ないのでもう少し何とかしてっていうのが本音ですがでもまあ仕方ないかな。

ここまで、書きましたが関ケ原はいい映画だと思います。興味を持って頂けたのなら嬉しいです。映画を観て原作に興味が出たなら是非とも読んで下さい。もっともっと映画を楽しめると思いますし、映画では描き切れなかった部分も多く知ることができると思います。

原作を読んでから映画を観るとまた新しい発見がきっとあると思います。司馬遼太郎の世界観を存分に楽しんでください。 皆様の関ケ原への感想やレビューがありましたら、是非コメントくださいね!

今日も、ありがとうございました。

監督:
原田眞人
主演:
岡田准一(石田三成)
役所広司(徳川家康)
有村架純(初芽)